Kiyond コレクション ドイツで活躍中の演奏家八嶋美和子さんの作品。夢のようなほのぼのとした世界、高天原Takamagaharaそのものです。音楽家、そして絵画と天才的な能力を発揮されている八嶋さんご一家の方々からは多くのことを学ばせてもらっています。 画家 柿崎亨氏の作品 「白蓮」。 蓮の絵をここまで神々しく描いた人は他にいるだろうか・・ これは工房の入り口に掛けている。これを目にする度に無限の時間を感じ心が引き締まるのです・・ また、蓮は私にとって特別なものなのです・・(参照ください) 新たに手に入れた作者不明のガラス絵。 サムホール・サイズ サインはMか・・ 作者に心当たりの御方はぜひご教示を。 津田彩穂梨さんの絵(アクリル画) 小さな作品ですが、その存在感は無限の大きさがあります。 小林くみこさんの銅版画。 静謐な中に神々しさを感じます。 この風景は私の原風景にあるものなのです・・ 2012年5月新たな作品を入手。 田口佳代さんの絵 ほのぼのとした優しさに心が洗われます タイの焼き物である宋胡録(すんころく)の蓋付小鉢。直径約12cm、高さ約9cm。それほど古いものではありませんが、いい味わいです。 日本の茶人に好まれているのが納得できます。 三葉虫の化石。 三体とも同じ種類で古生代デボン紀(約4億年前)に生息していたとされている種類。ファコープス目メタカンシナの一種。 三葉虫はエビのような外骨格を持っていて、体をどれくらい曲げることができるのか以前からたいへん興味があったのだが、運良く、前に丸まっているものと、後方に反っている化石を手に入れることができた。 やはり、ダンゴムシのように前に丸まるのは得意のようだが、後ろ反りは苦しそうですね。 左端のものは体長約6.5cm、体幅4cm、ほぼ完璧な黄金比になっている。この時代、地球上に、といっても海だが、突然のように生物が一斉に繁殖したということで、短い期間に現在の動物界に見られる基本的なデザインのほとんどすべてが現われたらしい。三葉虫の目(変則の複眼)などを見ると進化論など信じられなくなる。 陶芸家 須藤久男氏の作品。サンショウウオ 体長約15cm。 かわいらしい造形なのだが目付きはコワイ。これは須藤さんの生物作品の特徴でもある。 5世紀頃のものと思われるコプト裂。 縦・横それぞれ約17cm。 同じくコプト裂の断片。 こちらはやや時代が下り7世紀頃のものと思われる。 参考として、これは当時の貫頭衣。 上に紹介した2点はこのような貫頭衣の飾りとして縫い込まれていたもの。 これは江戸時代のもので、鼈甲(べっこう)に蒔絵(まきえ)が施された櫛。 巾9.5cm。蒔絵の技法のことは詳しくないので、説明できないのがもどかしいのですが、幾通りかの技法で行われていると思われます。その線の繊細さと確実さには驚かされます。全体から醸し出されている琳派風の芳醇さに思わず見とれてしまうのです。 蒔絵について少し述べた頁 この櫛は笄(こうがい)とセットになっている 笄をぐるりと眺めたもの 貝の細工などもひじょうに細かい。この技術にはとても敵いません。 完全に脱帽します。 これも江戸時代の鼈甲の櫛。歯が一本折れているのが惜しいが、蒔絵は見事なものです。ほぼ実物大。 折れていた歯を補修しました。蒔絵は自分ではちょっと無理ですね。 蒔絵の小箱。江戸時代のものと思われます。 135mmX100mmX48mm 写真ではよく判りませんが、卵の殻や金の切金、青貝などを埋め込み 平蒔絵にしたもの。埋め込んだ輪郭が微妙なぼかしになっているのですが、この部分だけでも相当な手間がかかっていると思います。 全体から芳醇な雰囲気が溢れています内部は黒漆塗り。 江戸時代の蒔絵の箱。 85mmX240mmX48mm 朱漆の色がひじょうに美しい。 雀と菖蒲の花は金泥の盛り上げか、金属を貼り付け肉付けされた上に金泥がかけられているものと思われます。これも内部は黒漆塗り。 床の間の袋戸の襖絵。時代は判りません。 雀はほぼ実物大に描かれています。 生き生きとした雀の躍動感。さえずりや羽音が聞こえてきそうです。 本物の雀より雀らしい、というのは不思議です。 この絵を眺めるたびにああ、生きていてよかったなと 思ってしまうのです。 蝉いろいろ 銅鏡 自作勾玉 端材のオブジェ Home |